― 不安に押しつぶされそうなあなたへ
理由のわからない不安に押しつぶされそうな日
どうにもこうにも、苦しいときがあります。
理由ははっきりしないけれど、
胸がぎゅっと押しつぶされるような
不安に包まれる。
そんな日は、ありませんか?
わたしは、よくあります。
不安の正体は、「お金」と「迷惑をかけること」
何が不安なのか。
考えてみても、いつもはっきりとはしません。
だけど、だいたいわたしの場合は、
お金のこと 誰かに迷惑をかけてしまうこと
この2つが不安の根っこにあります。
「傷病手当じゃ暮らしていけない」
「この先、どうやって生活していくの?」
「働きたいのに働けない。なんで私だけ…」
「私がいないと家も仕事も回らない」
「周りの人が困ってしまう」
気づけば、そんな想いで頭がいっぱいになってしまう。
不安を消すために考えても、逆に苦しくなる
「なんとかしなきゃ」と思って考え続けるけど、
そのたびにどんどん不安が大きくなって、
気持ちが沈んでしまう。
どうしたらこの不安を取り除けるのか…
考えても、答えはなかなか見つからない
まずは、落ち着くことからはじめよう
そんなとき、わたしがすること。
それは、「まず、落ち着く」ことです。
生活のことも、お金のことも、家のことも――
いったん全部、脇に置いておく。
そして、自分にこう言ってあげます。
「なんとかなるよ」
「今は考えなくていい」
何も考えず、ぼーっとして、呼吸を整える。
それだけで、少しずつ心が落ち着いてくるんです。
忘れがちだけど、わたしは「病気」の途中にいる
わたしたちは、今「病気」の途中にいます。
でも、それを忘れてしまうくらい、
「ちゃんとしなきゃ」と頑張ってしまう。
だけどね、本当は――
病気と向き合って、ちゃんと休むこと。
それが、回復のいちばんの近道なんです。
「大丈夫だよ」って、自分にたくさん声をかけよう
不安でいっぱいになったときほど、
「大丈夫だよ」って、自分に声をかけてあげてください。
自分で言うのが難しいときは、
家族や友達に言ってもらうのも、
とても効果があります。
優しい言葉は、それだけで力になります。
わたしは「触れ合うこと」で安心できる
わたしは、
誰かにぎゅっと抱きしめてもらったり、
背中をさすってもらったりすることで、
心が落ち着きます。
人との関わりがつらい日もあるけれど、
もしそれが「イヤだな」と感じなかったら、
スキンシップをとってみてください。
きっと、安心できますよ。
不安なときに「考えない」は、立派な対処法
どうしようもない不安に包まれたとき、
わたしがしていることは、とてもシンプルです。
・考えない
・休む
・人に頼る
この3つだけで、不安はゼロにはならなくても、
「今のままでもいいんだ」って思えるようになります。
自分に優しく「今はこれでいい」と言ってあげて
不安でいっぱいの日も、
立ち向かうより、まずは休む。
「今はこれでいい」って、
自分にそっと言ってあげてください。
あなたの心が少しでも軽く、穏やかになりますように。